19日はボージョレー解禁日でしたね!
年々騒がれる事が少なくなりますが・・・そもそも何故ボージョレーヌーボーが有名なのか?
この辺りの事に今回は触れてみます。
ボージョレー地区はブルゴーニの南に位置しています。
ボージョレー・ヌーボーは新酒のワインの事を言い、その年のブドウの品質を確認する事が主な目的で、毎年11月第3木曜日に解禁日を設け業者向けに作っていたのが始まりと言われています。
ヌーボーワインでボージョレーを名乗る事が出来るのは、ガメイ種を使った赤ワインと、シャルドネ種を使った白ワインの二つだけで、これは原産地呼称制度(AOC)により定められています。
この地区で生産される白ワインの割合は、全体の1%程度なので、殆ど赤ワインしか作っていないんです。
シャンパーニュの真逆ですね。
MC法(炭酸ガス浸潤法)と言う製法が用いられている事も、ボージョレーの特徴です。
この製法の特徴は、短期間で味わいと鮮やかな色付きが得られる事、MC香と言われるバナナやキャンディを感じさせる香りが付く事などが挙げられます。
ざっとボージョレーについて書いてみましたが、年に一度しか作る事の出来ないワインなので、すぐに飲めるようになる製法が出来た時は、きっと大いに盛り上がったと思います。
生産者の想いを感じながら、今年も美味しいワインが飲めることに感謝です。