ワイナリー研修に長野の安曇野ワイナリーへ行ってきました。
目の前にはシャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンの畑が広がっていました。
収穫が終わった後なので、どのような土地なのか?栽培時に気遣うポイントなど、丁寧に教えて頂きました。
醸造家の加藤さんと。
職人の空気がひしひしと伝わってくる方でした。
小林さんが施設内を案内して下さいました。
売りたいもの。
作りたいもの。
ワインづくりには多くの人が関わっていますが、方向性を合わせて行く事の難しさを感じました。
栽培を行う人にとっての最高。醸造を行う人にとっての最高。それぞれが重なり合ってワインは生まれます。
同じ年に収穫されたブドウでも、同じものは存在しない。バランスを見て、データを集めて、何がワインにどのように影響するのか、研究に研究を重ねて。
そうして作られたワインに、歳月と言う最後の工程を経て完成となります。
古い樽か新樽か、フレンチオークかアメリカンオークか。
ワインは何がどの様に影響して美味しくなっていくのか、まだまだ未知の世界が広がっています。
ワイン造りを知り、造る人を知る事で、また新たにワインの美味しさを感じる事が出来ます。
それがワインの深みであり、価値なんだと思います。
最後に冬の寒さ対策を行っている畑に寄りました。
1,500本のブドウに藁を巻きつける作業は全て手作業。
ワインを造ると言う事はとても大変で、リスクも高いです。
それでもやりたいと思わせる、そんなワインの魅力を感じる事が出来ました。
来年の収穫期には顔を出せるよう、我々も頑張ります!